昼起きの毎日1企画

企画力を鍛えるためのブログ

食糧難の時代がやってくる!

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どうも、昼起きです。

今僕が注目しているのは、農業ビジネスです!
いや、そんなんとっくに知っとるわ!
と思われるかもしれませんが、意外と奥が深いんですよ。

今回取り上げるのは、株式会社アグリメディアさんです。 
耕作放棄地や、有閑農地を地主さんから借り受けて、3㎡~に区画して月額一万円前後で一般の人に農業体験をしてもらう、「シェア畑」っていうのがメインの事業みたいですね。
あとは法人向けで、社員の福利厚生とかもやってるみたいです。

で、色々調べてみると、自治体が運営している市民農園ってのもあって、こちらはとにかく安いです。
僕の住んでいるところだと年間2000円とかなので、値段だけ比較するとべらぼうに安いですし、広さもほとんど同じです。

ただ、市民農園は単純に土地と水だけ借りるので、苗とか道具類は全部自分で用意する必要があります。

シェア畑の場合は、現地に海の家みたいな小屋があって、手ぶらで行っても全て揃っているということです。
苗とか肥料も全部もらえます。
そして指導スタッフが常駐しているので、育て方のアドバイスとか、あまり頻繁に通えなくても管理しておいてくれるってのが人気のようですね。
あとは各種イベントもやってるようです。

ちょっと前から食育っていう言葉が流行ってますけど、子供が土いじりしたり、野菜を育てる体験をするっていうのは、個人的には素晴らしいことだと思いますね。

そして、ここからがビジネスとしての注目ポイントなんですが、もともと日本の農業って規制がメッチャ厳しいらしく、なかなかこういう形態の事業って出来なかったらしいんですよね。

アグリメディアさんは、各自治体と地道に交渉して、許認可だったり、法律をうまくかわして今に至るらしいです。
こうした許認可って、一朝一夕には他社が真似できないところですし、農地も限られてるため、今後独占的なビジネスになる可能性がありますね。

日本の農業って、TPPとかもそうですけど、結構危機的状況なんじゃないかと思います。

外国のやっすい農産品に国内品が駆逐されて、みんなが農業やらなくなったあとに、食料の輸出止めるぞ!って言われたら、外国の言いなりになるしかないですしね。

幸いなことに、というか当然の結果かと思いますが、アグリメディアのスタッフさんたちは、やはり日本の農業に問題意識を持った方たちが多いとのことで、本当に心から応援したくなります。

色々調べてたら、僕も農業やりたくなってしまったので、近くの市民農園を借りてやることにしました(笑)

とりあえず夏に向けて、トマトでも植えてみたいと思います。

おわり